二代目「西守芳泉(にしもりほうせん)」会主率いる民謡社中「芳泉会」が毎年開いて38回目になる“民謡発表会”。このフィナーレに参加者全員で合唱された=とよたの民謡=「挙母小唄(ころもこうた)」。昭和6年、詩人・作詞家として、当時人気を極めた野口雨情が作詞、藤井清水作曲の民謡小唄で、踊りも降り付けられ、レコードも発売された。現代ではいわば隠れた豊田の民謡として、盆踊りなどの場で披露されている。会主の西村芳泉氏は持ち歌のようにして、出演する会場で披露して賑わいを誘っています。豊田市民、覚えておきたい一曲です。